評価結果

大きな事故なく、安全に運営が出来ていることは、大前提だが一番の良かった点である

事業所の評価は職員皆で話し合い、良い点と改善点の確認を行いました。

■■■■■ 環境・体制整備 ■■■■■
【良い点】
車いすの児童受け入れができるような施設の作りになっているのでバリアフリーは問題ない。

【改善点】
つかまり立ちをして立位練習をする児童が出てきたので、一部の療育スペースの壁に手すりが欲しい。
国の規定の職員配置では、職員が足りない。子どもたちへの支援を考えると、もう少し人手が欲しい。
(収益に限度(1日10名まで)があるため、実際に人を雇うのはかなり難しい。)

■■■■■ 業務改善 ■■■■■
【良い点】
モニタリング結果や個別支援計画の共有会があるので、子どもたちにどのように支援をしたらよいか分かるので良い。

【改善点】
「事業所で研修や打ち合わせをしても、(高齢で)覚えが悪く、業務の足を引っ張っていると感じる」や、「いちど言われても1回で覚えられない」という職員ニーズがあるため、時間がある限り、何度も何度も研修を実施する必要がある。

【その他】
第3者評価は、まだ実施していない。


■■■■■ 適切な支援の提供 ■■■■■
【良い点】
保護者の皆さんは積極的に意見を伝えてくれるため、ニーズの把握がしやすい。

【改善点】
プログラムは皆で検討するが、職員のスキルや経験の差が大きく、経験ある職員の負荷が高くなっている。


■■■■■ 関係機関や保護者との連携 ■■■■■
【良い点】
利用者の保護者から、日頃よりお礼の言葉が届くので、職員一同、やりがいを感じている。
児童の通う学校や子ども家庭支援センター、塩浜CoCoや扇橋CoCo等の関係機関と、良好に連携が取れている。
江東区の障害者福祉担当者も、事業所の相談に親身に乗ってくれる。
木場一・六町会の方が、温かく受け入れてくれており、地域の行事の際に気にかけてくれる。

【改善点】
地域の子どもたちと交流を図るため近所の公園に遊びにでかけるが、車いすで公園に到着するとさーっと居なくなってしまったり、遊具を取られないように固まって動かない等の状況がある。
地域の子ども達の視野に、障害のある子ども達も入れてもらえるよう積極的に外出を継続することが必要と感じる。

【その他】
医療的ケア児の受け入れは行っていない。


■■■■■ 保護者への説明責任等 ■■■■■
【良い点】
Teamsで写真や動画を定期的に共有しているので、どんな風に過ごしているか知ってもらえていると感じる。

【改善点】
父母会があると、職員としても各家庭の状況も知れて良いと思うが、ブルーワン利用の家族は皆働いていたり小さな兄弟姉妹がいて忙しそうなので、開催方法は慎重に検討したほうが良さそうだと感じる。

【その他】
新型コロナウィルス感染に留意が必要なため、地域住民を招待し、ブルーワンの児童と交流を図るイベントは行っていない。


■■■■■ 非常時の対応 ■■■■■
【良い点】
定期的に各種研修の実施がある。

【改善点】
「避難訓練は年数回では、忘れてしまう」と意見があるため、もっと訓練回数を増やす必要がある。
ヒヤリハットの記載を職員自身が書きたくない様子があり、管理者が聞き取り記入をしている。ヒヤリハットは責められるものではなく、未来に同じ事故等を起こさないように注意する資料と前向きにとらえられるように職員の意識を変えていく必要がある。

事業所の自己評価 [2021]